ラエル

北海道札幌市|離婚や別居の話し合いと子育てを支えるアプリ「ラエル」|協議・調停・ADR・弁護士相談・養育費・親子交流まとめ

🌱はじめに

子どもがいる中で離婚や別居を考えている方、またはすでに離婚された方の中には、こんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

  • 離婚を子どもの負担にしたくない
  • 子どもにかかるお金はどうすればいい?
  • 離れて暮らす親はどう接すればいい?

子どもがいなければ、“離婚して終わり”でも良いですが、子どもがいる場合は、離婚は“新しい子育てのスタートライン”です。

そこで大切なのは、お母さん・お父さんによる“子どものための話し合い”です。

しかし父母だけでは感情的に難しい場合もあります。

札幌市では、離婚する父母の話し合いにかかる費用の補助制度を設けています。

そして、支援を活用して、父母の話し合いを実現するのが、離婚後の子育てアプリ「ラエルです。

ラエルは、札幌弁護士会内の「離婚と子どもに関する研究会」で登壇するなど札幌市の専門家とも連携しながら、子どものための支援を進めています。

このページでは、話し合いの方法から養育費・親子交流まで、札幌市で利用できる補助と「ラエル」の活用方法をわかりやすく紹介します。

離婚後も子どもの元気な成長を支えたいお母さん・お父さんの参考になれば嬉しいです。

📖目次

よくある悩み

離婚や別居を考えるとき、以下のような悩みを抱える方は少なくありません。

  • 相手と話し合うのが怖い、または精神的に疲れてしまう
  • 子どもにかかるお金(婚姻費用・養育費・特別費用等)の決め方がわからない
  • 親子交流(面会交流)を始めたい、または今の関係を続けたい
  • 家庭裁判所での手続きは、時間的にも精神的にも避けたい
  • 二人だけで話し合っても平行線になってしまう
  • 弁護士費用の負担が重く、経済的に不安
  • 子どもの前で争う姿を見せたくない

話し合いの選択肢

離婚や別居の際に大切なのは、養育費や親子交流など、後から問題になりやすい子どもの権利について、しっかりと「話し合い」をして「文書に残すこと」です。

話し合いの進め方にはいくつかの方法があります。

① 父母で話し合い(協議・公正証書)

まずは、父母で話し合って(協議して)取り決める方法です。
話し合いがまとまったら、公正証書を作成しておくと、約束に法的な効力を持たせることができます。

札幌市では、この公正証書作成にかかる費用も補助の対象です。
「まずは自分たちで整理したい」「弁護士に頼む前にできることをしたい」という方に向いています。

ただし、当事者だけで進めると、感情的になってしまったり、「抜け漏れ」があったり「曖昧な取り決め」になってしまうこともあります。
そのような心配がある場合は、次のADRを活用して専門家のサポートを受けると安心です。

② 専門家のサポート(ADR・ラエル調停)

話し合いを専門家がサポートしてくれるのがADR(裁判外紛争解決)です。中立の立場に立つ調停人が、双方の意見を整理し、冷静に合意形成を進めます。

家庭裁判所と違って、以下の柔軟さがあり、「穏やかに話し合いたい方」に現実的な方法です。

  • 夜間や休日にも対応できる
  • オンラインで実施できる
  • 短期間に話し合いをまとめられる

ラエルが提供するオンラインADR「ラエル調停は、スマホやPCから参加できる法務省認証ADRです。

札幌市の補助制度でも、このADR費用は上限5万円まで補助対象です。

③ 弁護士・家庭裁判所(調停・審判)

弁護士や家庭裁判所に依頼して話し合いを進める方法です。法的な安全性が高く、弁護士からは代理人として強力にサポートしてもらえます。

一方で、費用や期間の負担が比較的大きく、家庭裁判所での調停や審判となると、解決まで時間がかかる場合もあります。

「関係が複雑になってしまった」「話し合いでは解決が難しい」など、より専門的な法的対応が必要なケースでの選択肢になります。

札幌市の費用補助制度

札幌市では、離婚の取り決めにかかる費用を補助しています。
詳しくは札幌市HP(養育費確保支援事業)をご参照ください。

対象と補助額

  • 公正証書の作成:上限2万4千円
  • ADRの実施:上限5万円

他にもある補助事業

  • 養育費保証契約の締結
  • 強制執行申立て

これらの補助制度を活用して、安心して子育てを続けられる環境を整えることをお勧めします。

さらに札幌市は、ひとり親の支援も提供しています。詳しくは札幌市HP(ひとり親家庭の方への支援)をご確認ください。

オンラインADR「ラエル調停」とは

ラエル調停は、法務省認証ADRであるオンラインの話し合い支援サービスです。
中立の調停人がオンライン上で父母の話し合いを仲介し、合意内容を電子署名付きの合意書として作成します。

家庭裁判所に行かずに利用でき、以下のような特徴があります。

  • 調停人が話し合いをサポートしてくれるので感情的な対立を避けやすい
  • 夜間や土曜にオンラインで協議するので合意文書の作成が早くて安い
  • 話し合いの後もアプリで安心して、養育費や親子交流の継続が可能

札幌市の補助制度を活用することで、このラエル調停にかかる費用も最大5万円まで補助を受けられます。

電話やフォームでの無料相談も受け付けています。

ラエルにできること

さらにラエルは話し合いのサポートだけでなく、子どもの成長に寄り添った「離婚後の子育て」もサポートします。

  • 養育費の支払いアラート:子どもの経済的な支えである養育費の支払い忘れや支払い漏れを防ぎます。
  • 親子交流の繰り返し設定:子どもを情緒的に支える親子交流を定期的に行うための仕組みを提供します。
  • アプリ内メッセージ機能:AIフィルターと定型文で離婚後の父母が安全に連絡することをサポートします。
  • あんしんサポート:父母だけではやり取りが難しい場合は、支援員が連絡の仲介や、親子交流の付添いや受渡しを行います。
  • 証跡の保存:やり取りが全て自動記録されるので言った言わないの議論になることを防ぎます。
  • アルバム:子どもの成長を写真や動画で記録します。

日本の母子家庭における養育費の受給率は28.3%にとどまる一方で、ラエル利用者の養育費受給率は83.6%、親子交流の実施率も全国平均30.5%に対し、ラエル利用者の親子交流実施率は87.5%と非常に高いです。

父母の離婚後のコミュニケーションを支えることで、子どもの大切な権利を守ります。

利用の流れ(札幌市での補助申請ステップ)

  1. ラエルをダウンロード
  2. 相手を招待
  3. ラエル調停やあんしんサポートなど必要なサービスをご利用ください。
  4. 札幌市への補助申請(事前に窓口で相談するとスムーズです。)

よくある質問・相談窓口

  • Q. ラエル調停は札幌市の補助が利用できますか?
    A. はい。養育費確保支援事業にて最大5万円が補助されます。
  • Q. 相手に連絡先を知られずにやり取りできますか?
    A. アプリ内で匿名連絡が可能です。
  • Q. 親子交流の支援も受けることができますか?
    A. 可能です。あんしんサポートのご利用をご検討ください。

まとめ

離婚や別居、また離婚後の子育ては、経済的にも精神的にも大きな負担がかかります。
しかし、札幌市の制度とラエルを上手に組み合わせれば、話し合いから合意書作成、その後の子育てサポートまで 一貫して安心できる環境が整います。

父母の争いは子どもを大きく傷つけます。子どものために、オンラインで話し合える“優しい仕組み”を使ってみてください。