オンライン交流のやり方
オンライン交流で大切なこと
通常の親子交流と同じように、子どもの気持ちを優先してあげてください。
特に子どもはオンラインでの会話(ビデオチャット)に慣れていないので、大きな画面から話しかけられると怖かったり、すぐに疲れてしまったり、飽きてしまったりする場合があります。
疲れていれば早めにおしまいにする、あまり質問攻めにしないなどの配慮をしてあげましょう。
オンラインでの交流は、対面で会うよりもコミュニケーションが難しくなります。父母の双方が、お子さまが交流に集中できるように準備をしてあげることが大切です。
ツールの選択
ラエルには、アプリだけでオンライン交流ができるラエル通話があります。URLの用意がいらず、交流予定を作るだけで準備が整います。参加できるのはその交流のメンバーだけなので、リンクの貼り間違いや第三者の入室を心配する必要がありません。
背景をぼかしたり画像に変えたりできるため、部屋の様子を見せずに交流できます。パソコンからご参加の場合は画面共有も使えます。
交流予定を作る方はラエルプレミアムへの加入が必要です(参加する方は加入していなくてもご利用いただけます)。1つのグループで月に4回まで、1回あたり最大1時間です。使い方はラエル通話の使い方をご覧ください。
そのほかのビデオチャットツールには、Zoom、Google Meet、LINEなどがあります。こうしたツールをお使いの場合は、会議のURLを交流予定に登録しておくこともできます。当日にURLを送り合う必要がなくなります。
交流の前の準備
オンラインでの交流は、始まってから考えるとうまくいきません。始まる前の準備で、当日の過ごしやすさが大きく変わります。
父母に共通する準備
オンライン通話に不慣れなうちは、始まってから音が出ない、声が届かないといったことが起こります。カメラ・マイク・スピーカーが使える状態かを事前に確かめておくと安心です。ラエル通話では、参加ボタンを押したあとの確認画面(前室)で、自分の映像とカメラ・マイクのオンオフを確かめてから入室できます。
別居親の準備
会話だけで時間を持たせようとすると、質疑応答になりがちです。何を話すか、何をして過ごすかを考えておくと、当日が楽になります。
- 話したいことを控えておく — 前回話した内容、前回もらった質問、お子さまが今興味を持っているものなど。それについて事前に調べておくと、話が続きます。
- 手元に何かを置いておく方もいます — ぬいぐるみや絵本など、画面越しに見せられるものがあると、会話が途切れたときに助かります。用意すること自体が目的ではないので、その日に話したいことに合わせて選んでみてください。
同居親の準備
- お子さまが話しやすい状態にしておく — 見せたいものを一緒に用意しておく、最近あったことを事前に思い出せるように声をかけておくなど。お子さまが自分から見せたり話したりできると、交流が始まりやすくなります。
- 音が負担な場合 — お相手の声を聞くのがご負担なときは、お子さまにイヤホンを使ってもらう方法もあります。
会話に困る場合
オンライン交流は会話が中心になるため、子どもが緊張していたり、別のことに気を取られていると会話が途切れがちです。年齢が低いうちは、集中が続かないこともよくあります。お子さまの性格というより、画面越しに話すという形式によるところが大きいものです。
会話を続けようとするより、一緒に何かを見る、一緒に何かをする形にすると、自然に時間が過ぎることがあります。ご利用の方から伺った例を挙げます。
- 画面共有で一緒に画像を検索する — 最近好きなアニメ、電車、ゲームなどを聞いて一緒に調べ、「特に好きなキャラクターはいる?」と聞いてみると、急にお子さまから色々と話してくれることがあります。説明する側になると話しやすいようです。ラエル通話では、パソコンからご参加の場合に画面共有が使えます。
- オンラインでお絵かきをするツールやゲームを使う — 一緒に手を動かす形にすると、会話が途切れても気になりません。
- オンラインの習い事や学習のサービスを一緒に受ける — お子さまが受けている習い事を一緒に見て、終わってから感想を言い合う方もいます。話題を用意しなくてよく、同じ時間を過ごしたという実感が残ります。
- 絵本を読む — 読み聞かせは、お子さまは聞いているだけでよいため、負担が軽くなります。
- 人形やぬいぐるみを画面に出す — 画面に映るものが増えると、興味が向きやすくなります。
合う過ごし方はお子さまによって違います。大切なのは、お子さまがその時間を楽しめて、次回も前向きに「またやりたい」と思えることです。どうすれば次も楽しみにしてもらえるか、という視点で工夫してみてください。
気をつけたいこと
- その場でお子さまと約束をしない — 「今度は会おうね」「ここに一緒に行こうね」といったことは、お子さまからのご希望があった場合でも、父母で決めることです。その場で約束してしまうと、実現できなかったときにお子さまが板挟みになります。
- 同居親の様子やお仕事のことを、お子さまに聞かない
- 同居親の悪口や、嫌だと思っていることを言わない
- お子さまを通して同居親に何かを伝えない
同居親が不安や負担を感じていると、お子さまはそれを敏感に察します。お子さまと別居親の大切な時間であることは前提として、同居親が安心して送り出せる状態であることが、結果として継続的な親子交流につながります。
オンライン交流は初めは不慣れで難しいですが、対面とは違ったお子さまの一面が見えるかもしれません。楽しい時間をお過ごしください。